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【料金相場付き】ホームページ制作にかかる費用と相場を徹底解説!
ホームページを制作する際、多くの人が最初に考えるのが費用です。この記事では、ホームページ制作にかかる料金相場や、その後にかかる費用、費用を抑えるためのポイントを詳しく解説します。また、制作の規模や目的に応じた相場についても触れていきます。
ホームページの工程別の費用相場
ホームページ制作は、デザイン、コーディング、CMS構築など複数の工程に分かれており、それぞれにかかる費用が異なります。ここでは、工程ごとの相場を具体的に見ていきます。
Webデザインのみの単価の相場
Webデザインは、サイトの見た目やユーザーインターフェースを整える工程です。デザイナーが独自にデザインを作成する場合、その費用は以下の通りです。
- 小規模のサイトのデザイン: 5万円〜10万円
- 中規模の企業サイトのデザイン: 10万円〜30万円
- 大規模のサイトやECサイトのデザイン: 30万円〜100万円以上
トップページの費用の相場
トップページは、訪問者が最初に目にするページであり、そのデザインや情報構成は非常に重要です。
- シンプルなレイアウト: 2万円〜10万円
- 高度なデザインやアニメーションが含まれる場合: 5万円〜50万円
下層ページの費用の相場
下層ページは、製品やサービスの詳細、会社情報などを掲載するページです。
デザインの統一やコンテンツの量も限られることがあるため、トップページに比べるとコストは下がる傾向にあります。
- 1ページあたりの費用相場: 1万円〜10万円
コーディングのみの単価の相場
デザインが完成した後、それをWebページとして機能させるためのコーディングが必要です。
- 静的サイトのコーディング: 2万円〜15万円(レスポンシブ込みのこともあり)
- レスポンシブ対応や特殊なアニメーションを含む場合: 5万円〜30万円
CMS(Contents Management System:コンテンツ・マネジメント・システム)の費用の相場
CMSは、サイトのコンテンツ管理を簡単にするためのツールです。WordPressはその代表的なCMSの一つです。
- WordPress導入とカスタマイズ費用: 3万円〜30万円
- プラグインや特殊機能の追加費用: 5000円〜5万円
ランディングページ(LP)の費用の相場
- LP制作費用: 2万円〜30万円
ホームページ作成後にかかる費用相場
ホームページを作成した後にも、運用や保守にかかる費用が発生します。これらの費用についても事前に把握しておくことが重要です。
- ドメイン
- サーバー
- SSL
- 保守管理
- コンテンツ更新費用
- SEO対策
- テキストや画像の差し替え
- リニューアル
- 機能の追加
ドメイン
ドメインは、Webサイトの「住所」にあたるもので、毎年更新する必要があります。
- ドメイン費用の相場: 1,000円〜5,000円/年
- 有名なドメイン(.comなど)や国別ドメインはやや高額
SSL
サーバーは、ホームページのデータを保存し、インターネット上で公開するために必要です。
- 無料SSL証明書: 0円(サーバーによって無料SSL化もついています)
- 有料SSL証明書: 1,000円〜5万円/年(信頼性の高い証明書の場合)
保守管理
保守管理は、ホームページを正常に運用し続けるための重要な作業です。
- 保守管理費用の相場: 5000円〜5万円/月
- 定期的なバックアップやセキュリティ対応を含む場合: 1万円〜10万円/月
コンテンツ更新費用
サイトに新しい情報を追加したり、既存のコンテンツを変更したりするための費用です。
- コンテンツ更新の費用相場: 1回あたり5000円〜5万円
- 頻繁な更新が必要な場合は月額契約が一般的
SEO対策
SEOは、検索エンジンでの上位表示を目指すための施策です。
- SEO対策費用の相場: 月額5万円〜30万円
- 内部施策のみの場合は10万円前後で対応可能な場合もある
テキストや画像の差し替え
サイトの更新に伴い、テキストや画像の差し替えも発生します。
- テキストや画像差し替え費用: 1回あたり3,000円〜3万円
- ページ数や変更頻度によって変動
リニューアル
サイトのリニューアルは、定期的に行われることが望ましいです。特にデザインや技術のトレンドに合わせたリニューアルが求められます。
- リニューアル費用の相場: 20万円〜100万円以上
- 小規模リニューアル:5万円〜20万円
機能の追加
新しい機能を追加する場合の費用も発生します。
- 機能追加費用の相場: 3万円〜50万円
- 予約システムやEC機能を追加する場合は高額になることがある
【カテゴリ別】ホームページの作成費用の相場
ホームページ制作の費用は、依頼内容や目的、規模によっても大きく変わります。以下に、それぞれのケースに応じた費用相場をまとめました。
依頼別の費用相場
- フリーランスに依頼する場合: 5万円〜100万円
- 中規模制作会社に依頼する場合: 50万円〜150万円
- 大規模制作会社に依頼する場合: 100万円〜300万円以上
目的別の費用相場
- 会社案内用の簡単なサイト: 10万円〜50万円
- 集客を目的としたサイト: 50万円〜150万円
- ECサイト(ネットショップ): 100万円〜500万円以上
規模別の費用相場
- 小規模サイト(5ページ未満): 10万円〜50万円
- 中規模サイト(10〜30ページ): 30万円〜150万円
- 大規模サイト(50ページ以上): 150万円〜300万円以上
ホームページを安く作成・運用する6つのコツ
ホームページの制作費用を抑えたい場合、いくつかの工夫をすることでコストを削減できます。以下に、6つの具体的な方法を紹介します。
- 素材はなるべく自社で用意
- 最初は最低限のページから
- 複数社から見積りをとる
- CMSで作成して、更新は自社で行う
- テンプレートを利用
- デザインにこだわりすぎない
素材はなるべく自社で用意
画像やテキストの素材を自社で準備することで、制作費用を大幅に削減できます。特に、写真や動画の撮影を外注すると高額になるため、可能な限り社内で撮影したり、ロイヤリティフリーの素材を活用することが重要です。
最初は最低限のページから
初期段階であまり多くのページを作成する必要はありません。必要最低限の情報を提供するページからスタートし、事業の成長やニーズに応じてページを追加していくことで、初期費用を抑えられます。
複数社から見積りをとる
ホームページ制作の費用は依頼する会社によって異なるため、複数の制作会社やフリーランスに見積りを依頼し、価格とサービス内容を比較しましょう。こうすることで、最適な費用と品質のバランスが見つけやすくなります。
CMSで作成して、更新は自社で行う
WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を利用すれば、専門知識がなくても自社でコンテンツの更新が可能です。これにより、制作後の更新費用を節約することができ、長期的なコスト削減が期待できます。
テンプレートを利用
テンプレートを利用することで、オリジナルデザインに比べてデザイン費用を大幅に抑えることができます。多くのCMSには、プロが作成したデザインテンプレートが用意されており、それを元にカスタマイズすることで安価に質の高いサイトを作ることが可能です。
デザインにこだわりすぎない
デザインに過度なこだわりを持たないことも、費用削減のポイントです。シンプルで分かりやすいデザインでも、ユーザーにとって使いやすく、目的を果たすサイトを作成することは十分可能です。かっこいいからとアニメーションを多用するのもユーザー視点に立つと見辛くなってしまい逆効果になることも。
ホームページ制作の相場を左右する3つのポイント
依頼先
ホームページ制作を依頼する相手によって、費用は大きく異なります。主な依頼先は以下の通りです。
フリーランス
個人で活動しているウェブデザイナーやエンジニアです。一般的に制作費用が安く、柔軟な対応が期待できます。しかし、個人のスキルや実績によってクオリティが変わるため、事前にポートフォリオや過去の実績を確認することが重要です。また、一人で作業を行うため、対応できる範囲や納期に限界がある場合もあります。
中小規模の制作会社
スタッフが数名から数十名程度の会社です。デザイナー、エンジニア、ディレクターなど専門スタッフが揃っており、一定の品質と安定した対応が期待できます。費用はフリーランスより高めですが、大手よりは抑えられます。多様なニーズに対応できるため、バランスの良い選択肢と言えます。
大規模な制作会社
スタッフが数百名以上の大手企業です。最新の技術やトレンドに精通しており、大規模なプロジェクトにも対応可能です。ただし、費用は高額になる傾向があり、中小企業や個人事業主にはオーバースペックになる場合もあります。高度な機能や大規模なサイト構築が必要な場合に適しています。
目的
ホームページを制作する目的によって、必要な機能やコンテンツが異なり、それが費用に影響します。
名刺代わりの会社案内用ホームページ
企業や事業の基本情報を提供するシンプルなサイトです。デザインや機能も最低限で済むため、費用を抑えることができます。ただし、情報が古くなったり、更新が滞ったりすると信頼性に影響するため、定期的なメンテナンスが必要です。
集客用ホームページ
商品やサービスの販売促進を目的としたサイトです。SEO対策やコンテンツマーケティングが重要となり、ブログ機能や問い合わせフォームなどの追加機能が必要になります。質の高いコンテンツ制作やマーケティング施策が求められるため、費用は増加します。
ネットショップ(ECサイト)
商品をオンラインで販売するためのサイトです。商品登録、在庫管理、決済システム、配送管理など、複雑な機能が必要です。セキュリティ対策や法令遵守も重要であり、その分コストも高くなります。
デザイン性
サイトのデザインはユーザーの印象を左右する重要な要素であり、こだわりの度合いによって費用が変動します。
テンプレートデザインの利用
既存のデザインテンプレートを使用する方法です。開発期間が短縮され、費用も抑えられますが、他のサイトと似たデザインになる可能性があります。カスタマイズ性も限定的です。
オリジナルデザインの作成
自社のブランドイメージや要望に合わせて、一からデザインを作成します。独自性が高く、ユーザーに強い印象を与えることができますが、その分デザイナーの工数が増え、費用も高くなります。
機能(ブログ、予約など)
サイトに搭載する機能の種類や複雑さも、費用に大きく影響します。
基本的な機能
お問い合わせフォーム、ブログ機能、SNS連携など、多くのサイトで一般的に使用される機能です。既存のプラグインやツールを利用できる場合が多く、費用は比較的低く抑えられます。
高度な機能
予約システム、会員登録機能、カスタム検索、チャットボットなど、特定のニーズに対応するための機能です。これらは開発に時間と専門知識が必要であり、費用が高額になる傾向があります。
コンテンツ
サイトに掲載するコンテンツの質と量も、制作費用に影響します。
テキストコンテンツ
サイト内の文章です。自社で作成すれば費用はかかりませんが、プロのライターに依頼する場合は1文字あたりの単価で費用が発生します。専門的な内容やSEOを意識した文章は、費用が高くなる傾向があります。
画像・動画コンテンツ
写真撮影や動画制作をプロに依頼する場合、撮影費用や編集費用が発生します。クオリティの高いビジュアルはユーザーの興味を引くため重要ですが、予算とのバランスが必要です。